2013年6月29日土曜日

JOYRIDE ウィスラープレキャンプ

今年のお盆休みはフリーライダー高橋大喜さんが主催を勤めるJOYRIDEのツアーでウィスラーへ行く予定です。JOYRIDEでは茨城県茂木町のJOYRIDE MTB PARKでMTBスクールを開催しており今までにも何回か参加しています。今までは自己流でやってきましたが、プロの教え方は流石にわかりやすいですね。苦手だったジャンプも安全に練習できるレーンがあって多少は上手くなったかな?

そんなわけで先週の日曜日はウィスラーツアー参加者向けのプレキャンプが開催され参加してきました。今回はウィスラーのプレキャンプということでDHバイクを持って行きました。先日までと違うのはリアユニットをFOX VANからRockshoxのKageに変更したことです。

 

最初はVividにしようと思ったのですが、モデルチェンジ時期だったせいか日本には入ってこないということでワンランク下のKageになりました。スプリングはよくわからず500lbf/inchにしていたのですが、ダイキさんに調べて貰ったら350lbf/inchぐらいが適正なようです。すぐにショップに連絡して注文しました。

なお、スプリングレートの算出に使ったサイトは↓の通りです。

TFTUNEDSPRING CALCULATORで体重、ユニットストローク、ホイールストローク、用途(DH or FR)から算出できます。

同行者もダイキさんにサスセッティングを詳しく教えてもらっていました。最近のサスペンションは調整箇所も多く中々機能を使いこなすまでいかない人も多いと思いますが、そういう人は一度スクールに参加して相談してみてはいかがでしょう。

そんなわけで午前中は参加者の皆さんと顔合わせ&ブリーフィングです。


事前の準備、スケジュール、現地での過ごし方の説明&質疑応答。初夏の爽やかな日差しの中説明が続きます。

お昼ご飯は道を渡った正面の道の駅「いい里さかがわ館」で美味しいお蕎麦をいただきました。ちなみに夏期限定メニューの天おろし蕎麦。夏野菜の天ぷらをおろしぶっかけ蕎麦に載せた夏らしいメニューです。美味しかった。
この道の駅は野菜も安くて冬は白菜とかキノコ買い込んで鍋してました。最近は忙しくて平日は出張なので見送りです。

午後は楽しくウィスラーのコースを走れるようにスクールです。
最初はコーナーリング練習。


うわっ、何ですか?このダサいコーナー写真は?久しぶり過ぎてボーッと走ったのが一番の原因ですが、意識して走った後半はもう少しマシなはず。ただ左コーナーはあいかわらず苦手。右コーナーと比べると明らかに倒せてません。コソ連しよう。

以前、大前転してから苦手になったドロップオフ。
コースの中で流れで飛べるのはいいんだけど、ドロップオフだけのセクションとかは過去の記憶が蘇って飛べません。幸いJOYRIDEのパークには低いのから高いのまでいくつかドロップオフがあるので順を追って練習できます。


いくつかある飛び方で、送るやり方と踏み切るやり方を練習。私は踏み切る方が得意みたいです。というか、以前送って前転したorz
最後にちょっと高めのドロップオフが怖くていかなかったけど、冷静に考えたら修善寺でスクールやってた頃のドロップオフと変わらないことに気付く。前は飛んでたんだからいけるはず。次回は逝ってきます。

その後は激下りの練習。普通に降りればなんてことはないのですが、ブレーキをかけながらゆっくりとタイヤをロックさせないように降りるといきなり難しくなります。


以前はロックさせちゃうことが多かったけど、今回は上手く出来ました。

最後はジャンプ練習。今まで練習で使っていたHTやチョイサスより重いのでちょっとタイミングが取りづらかったです。が、流石にDHバイクだけあって安定しています。ちょっと失敗しても何事もなかったかのように着地してくれます。


3連ジャンプの内の最後の一つは飛びきれるようになりました。


が、最初の一つはスピードが足りず中途半端に、二つ目は最初のジャンプの失敗で体制が崩れ微妙に飛びきれず。一つ目をあきらめて二つ目から飛ぶようにすればいけるのですが。ダイキさんより最初にギアかけてスピード上げていきましょうとアドバイスを受け練習中です。次回は3連ともキレイに飛びたいなぁ。

そんな感じで一日楽しく過ごしました。
ウィスラーまで後1ヶ月ちょっと。スケジュールが許せばもう一度ぐらいスクール行って練習したいなぁ。

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2013年6月19日水曜日

信州~北陸豪華DHツアー。アッー!もあるよ。福井和泉編

前泊地の飛騨高山から福井和泉は2時間程度。岐阜の山の中を走り続けます。高速降りると九頭竜湖を横に見ながらのドライブです。延々走り続けても九頭竜湖が横に存在し続けます。九頭竜湖でかい。コンビニは1軒も存在しないので高速乗る前に食べ物と飲み物を購入しておきましょう。

福井和泉のシステムは以下の通り。

・コースはシングル主体のショットガン、バームのコーナーとジャンプ主体のインターセプター、上級(?)のV8の3本
・各コースとも後半分岐があったり、途中から他コースに抜けられたりするみたい
・各コースとも2~3分程度で走ることができるショートコース
・9時より45分毎のトラック搬送(お昼時はちょっと間隔ある)1日最大10本
・搬送の1日券は3,900円、1回券は1,000円


コースが短いのが気になる人も多いかと思いますが、バームやジャンプなどのセクションが次々迫ってきて、他のコースのようなダラダラ流すところが少ないので短いながらも密度の高い走りができます。バイクの積み込み・搬送で25分程度かかる為、走り終わって一服するとすぐに次の搬送という感じです。

人はデリカかトラック荷台に乗って搬送です。デリカはエアコンも効いて快適ですが、雰囲気はトラック搬送が良いです。トラックの荷台と言っても数十人が立ったまま詰め込まれてドナドナをBGMに搬送されるというわけではなく、荷台に適当に座り込んだり(人数が少なければ)寝転んだりして運ばれます。のんびりと風に吹かれながら運ばれると吹き付ける風の気持ち良さもあってついウトウトしてしまいます。結構揺れるのですが、高峰の搬送で鍛えられた私に死角はなかった(笑)


なおこの文章を読んで「せっかくだから福井和泉行ったら俺もトラック搬送にするぜ!」という方もいらっしゃるかもしれませんが、雨降ってびしょ濡れなったり、真夏で熱中症になっても責任はとれませんのでご注意ください。ついでに高峰の○藤さんもこの文章を読んで「うちもトラック搬送取り入れよう!」とか思い立つかもしれませんが勘弁してください。高峰だと山頂についたときに誰も残っていません。

コースを知っているY氏の後を付いてとりあえずインターセプター→ショットガン→V8の順で走ったけど、個人的にはインターセプターがお気に入り。何かこう、ダーって下ってグイーンとバンクで曲がってスポーンと飛ぶのが気持ちいい。ジャンプ下手&初めてのコースということもあってでかいのはエスケープしたけどそれでも楽しかったから、飛べる人ならもっと楽しいと思う。





ショットガンは後半のシングルトラック、コースを覚えればかなりのスピードで走れそうです。常連さんらしき人たちはショットガンを走っている人が多かったかな?後半の倒木越えのジャンプはちょっと不安だったのでエスケープしたけど次回は飛んでみたい。大岩は最初行ったときは先見えないのでゆっくり入ったら登り切らなくて転けそうになったけど、スピード出してあげれば問題なくクリア出来ました。ぬれてたらちょっと怖いかも。

V8はダーッと下ってスポポーンとジャンプしてダーッと下ってとにかくスピード出ます。こちらも水切り越えのジャンプ飛べなかったので次回に持ち越し。ジャンプして空中で向き変えて斜面に着地とか格好良いセクションもあります。もちろんこちらは華麗にスルー。

そんな感じで8本走って終了!1本3分とすると24分走ったことに(汗)とはいえ時間は短いのですが、実際には一息つく暇もなく次の搬送が来るので感覚的にはかなり走った感じです。チャレンジしがいのあるコースなのでまた期待ですね。
ただ東京方面からだととにかく移動時間がかかるので富士見を経由してくるのがオススメです。もちろんその際は富士見ではっちゃけ過ぎないようにしましょう(笑)

帰りは2時間ちょっと走って名古屋の先で一泊。翌朝帰宅しました。
そういえば帰りの第二東名駿河湾沼津SAでしらす丼を食べようとわくわくしていたのですが、あれって生しらす丼じゃなくて釜揚げしらす丼なんですね。一気にテンション下がって写真無し(笑)

いや、二日間楽しかったです。ご一緒したY氏、H氏、K氏、お疲れ様でした!

それと「アッー!」もあると聞いてwktkしたホモの皆さんと腐女子の皆さんには申し訳ないのですが、逝った肋骨を抱えたままショットガンを走った某H氏が「アッー!」と呻きながら走っていたというだけなのでパンツ穿いてください。勘違いさせて申し訳ありませんでした。

2013年6月11日火曜日

信州~北陸豪華DHツアー。ポロリもあるよ。富士見パノラマ編

この数年、DHライダーの間で話題になっている福井和泉MTBパーク
複数の知り合いからも勧められていたのですが、この週末ようやく訪問することができました。さすがに千葉の自宅から福井まではかなりの距離なのでいったん富士見パノラマを経由して福井和泉に行くという豪華ダウンヒルツアーになりました。

そんなわけで初日の富士見パノラマからレポートです。

金曜日、平日ということもあり高速も空いています。週末より1時間遅く出発したのですが、渋滞もなく富士見パノラマに到着しました。この日は夕方遅くから雨予報でしたが、朝は快晴です。日差しも強く半袖で十分な暑さですが、日陰に入ると湿気も少なく風も涼しくて絶好のDH日和です。


今回のメインディッシュは翌日の福井和泉ということで富士見はおとなしめに走ることに・・・なっていたはずですが、まさかあんなことになるなんて(後述)

とりあえずセオリー通りCコースから。
コース長過ぎとか危ないとか初心者向けなのに初心者向けじゃないとか散々言われていますが、出来る範囲で何とかしようという感じは伝わってきますね。特に後半の粘土質のスイッチバックが続くところ、今年からきれいに整地されて走りやすくなりました。後は上の方にあるバンクのないコーナーに土を盛ってバンク作ってあげればだいぶ初心者でも走りやすくなるのではないでしょうか。長いのはどうしようもないので適度に休憩してください。


Bコースはあいかわらず楽しい。特に池の手前のスーパーバンク最高ですね。リアを滑らせながらグリグリ走るとそれだけでご飯3杯はいけます。B下もドライが見込まれますが、なんか面倒くさいとの意見で後半はAコースに移動。苦手なA中盤を走った後だと腕が上がってつらいA下もBコースから入ると楽しく走れます(笑)


Bコース途中のN氏に教えてもらったポイントでH氏が華麗なジャンプを披露。

2本走った後はお昼ご飯。今年から定食メニューがなくなって丼に変わったけど、ちょっと量多すぎるような…。足湯のところのうどんもなくなっちゃったのが地味につらいですね。それでも食後のソフトクリームまで完食してリラックス。



午後からはAコースを走ることに。ゴンドラに乗っていると雨がポツポツ降り出しましたが、路面が濡れるほどでもなくいい感じに走れます。が、Aコース中盤(シュウィンコーナー先からJスタート台の間ぐらい)、お前はダメだ。なんかガレたダブルトラックの下りを延々耐え続けるイメージしかないんですよね。楽しみどころがわからないというか。すぐに腕があがっちゃうんですが、やっぱり腕力つけろってことなのかなぁ?あそこの楽しい走り方をだれか教えて下さい。

雨が本格的に降り出す前に最後にCコースを走って終わろうとゴンドラに乗りましたが、登っている最中に土砂降り。山頂についてこのままゴンドラで降りるのもありだなぁと考えていたら落雷でゴンドラ停止(笑)泥だらけ覚悟で下りました。途中、雹だか霙だかが降ってきてクソ寒いし、前は見えないしでテンション下がったのですが、ある程度泥だらけになるとどうでもよくなって逆にテンションあがりますよね?でも、本命の福井和泉を万全の態勢で迎えられるようにおとなしく走るというのが大人の対応というものです。が、大人でない人が一名いました。テンションあがったままかっ飛んだらツルっといって肋骨も逝ったみたいです(汗)

このCコースで何が怖いかっていうと落雷。頭の上でゴロゴロ鳴ってるし、ゲレンデを横切るところだけは鬼漕ぎで抜けました。結果として全身泥まみれに。


上の写真、足の方は水かけた後だったのでだいぶきれいになっていますが、あんまり汚れているとどこから手を付けて片付ければいいのか途方に暮れるんですよね。それでも何とか片付けて撤収準備完了。翌日も富士見のK氏を残し、Y氏、H氏、私の3人で本日の宿泊地の飛騨高山を目指します。17時出発で19時ごろには現地に到着したのですが、途中の野麦街道(でしたっけ?)は酷かった。山道で道が狭いうえに結構交通量が多く、大型車は片方が止まらないとすれ違えないぐらい。横は谷になっててがけ崩れの跡がたくさんあるし、谷の底は激流だし明るいうちはいいけど暗くなったら走りたくない感じでした。

夜は反省しない反省会。


見てください、この自転車乗りらしいヘルシーなテーブルを。もちろんこの後大量に肉が供給されたのは言うまでもありません。ほら、結構筋肉に負担かかるしアミノ酸補給しないとだし(笑)

そんなわけで一日目の富士見も楽しく走れました。
CコースでやっちゃったH氏ですが、翌日の福井和泉ではベンチウォーマーとしての活躍が期待されます。

それとタイトルで「ポロリもあるよ」と言ったがあれは嘘です。期待してwktkしていた人には申し訳ないがとりあえずパンツ穿いてください。

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